最近は猫を飼っているほとんどのお宅に、キャットタワーが設置されています。
かつては猫を飼っていてもキャットタワーがない家庭も多かったのですが、猫を飼育する上で必要不可欠なものなのでしょうか。
キャットタワーは家のスペースを取りますし、安い買い物ではありません。
だからこそキャットタワーは吟味して選びたいものです。
なんとなくで選んで失敗してしまわないように、キャットタワーの必要性とおすすめの商品について見ていきましょう。
人気のキャットタワーメーカー
キャットタワーで人気のあるメーカーをいくつかご紹介します。
ノーブランドのものは安いですが、作りが粗かったりするのでおすすめはできません。
主な人気のあるキャットタワーメーカーは以下の通りです。
- カツデンアーキテック|キャットシェルフ「NeconoMa」
- アイリスオーヤマ
- SONGMICS
- Mau(マウ)
- OSJ
- ottostyle.jp
それぞれの特徴を見ていきます。
カツデンアーキテック|キャットシェルフ「NeconoMa」
キャットタワーはインテリアに馴染まないものも多いです。
またインテリアに馴染むだけでは、ネコにとっては居心地が悪いでしょう。
そこでおすすめなのが、キャットシェルフ「NeconoMa」です。
キャットシェルフ「NeconoMa」はインテリアに馴染むデザイン性とネコにとっての心地よさの両立を目指し作られました。
まさにネコとヒト、ふたりのためのキャットタワーと言えます。
なお、キャットシェルフ「NeconoMa」のバリエーションは「House」と「Leaf」の2つです。
中でも「House」はタイプA・タイプB・タイプCと3種類あるので、お好きなデザインがきっと見つかります。
組み合わせも自由なので、ネコとヒトにとっての理想的な空間を作り出すことができるでしょう。
合板12mm以上の建築下地がある壁に固定して使用するので、大規模工事は不要です。
アイリスオーヤマ
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アイリスオーヤマでは、キャットタワー特集がやっているので見てみると良いでしょう。
置き型や突っ張り型、高さも様々なものが販売されています。
おもちゃやハンモック、爪とぎ、隠れ家など様々なものがついており遊び盛りの猫も飽きさせないでしょう。
1段だけ登れるミニキャットタワーもあり、柄も色も様々です。
6,000円代から10,000円を超えるものまで価格も様々にあります。
SONGMICS
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SONGMICSからは、据え置きタイプで安定性のあるキャットタワーが出ています。
同じく猫の大好きなボールのおもちゃやハンモックなどがたくさんついているのが人気です。
2段だけの小さいキャットタワーもあります。
色合いはシンプルなものが多いです。
価格は10,000円内のものが多く、比較的安価でしょう。
Mau (マウ)
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Mau (マウ)は、キャットタワーの専門店です。
使いやすさとインテリアとのマッチングが考えられて商品開発されています。
商品到着から1年以内に故障した場合には故障部品を無料で交換してもらえるので安心です。
猫の年齢や種類による特徴などに合わせて設計されたキャットタワーがたくさん販売されているため、愛猫に合うものを選べるでしょう。
また女性でも組み立てやすいような作りになっています。
価格は、7,900円〜19,800円ほどで比較的高価です。
OSJ
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OSJのキャットタワーは、高いところまで登れるのが特徴です。
突っ張りタイプと据え置きタイプがあります。
爪とぎや隠れ家、ハンモックなどたくさんパーツがついているので多頭飼いしている人にもおすすめです。
しかし上の方にベットがついているものは掃除が大変だろうなとは思います。
価格は5,980円〜8,880円と、比較的お手頃です。
ottostyle.jp
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ottostyle.jpからも様々なタイプのキャットタワーが出ていますが、中でも立てかけタイプが人気です。
木製の家具調タイプもあるので、インテリアにもマッチしやすいでしょう。
突っ張りタイプから据え置きタイプ、様々な形のキャットタワーがあります。
交換用のパーツも売っているので、汚れたり壊れたりした時も安心です。
価格は5,980円〜10,000円以内で展開されています。
なぜキャットタワーが必要なのか?
昔は猫を飼っている家にキャットタワーなんてなかったわって思う方もいるのですが、キャットタワーが必要な理由は以下の通りです。
- 猫は高いところを好むから
- 運動になる
- 自分だけの場所を作れる
- キャットタワーを使わない子もいる
それぞれの必要とされる理由を見ていきます。
猫は高いところを好むから
猫の祖先が木の上で生活していたこともあり、猫は高いところを好みます。
高いところならば周りを見渡せられるので、安心してくつろげるというのが高いところが好きな理由だそうです。
タンスの上やカーテンレールの上などによく登る猫ちゃんは、キャットタワーを与えれば喜んでくれるでしょう。
運動になる
猫は犬のように散歩させる必要はありませが、日本の狭い住宅では運動不足になりがちです。
体重が増えすぎて肥満になる子も多いので、適度な運動をさせる必要があります。
キャットタワーは、上下運動になり運動不足の解消になるでしょう。
自分だけの場所を作れる
猫も一人になりたい時があります。
猫のみがいれる場所を作ってあげることで、リラックスができるでしょう。
キャットタワーを使わない子もいる
基本的に猫は高いところを好むと言われていますが、高いところが好きではない子もいます。
せっかく買ってあげたのにキャットタワーを使ってくれない場合もあるでしょう。
タンスやカーテンレールの上に良く登っている子なら高いところは好きでしょうので、キャットタワーは喜ぶと思います。
そうでない場合は高いところに安定する場所を作ってみて、登るかしばらく様子を見た方が良いです。
階段状にダンボールを並べてみて、高いところにクッションなどを置いてみると登るかもしれません。
キャットタワーの種類を比較
キャットタワーの種類には以下のようなものがあります。
- 据え置きタイプ
- 突っ張りタイプ
- 壁取り付けタイプ
メリットとデメリットを見ていきましょう。
据え置きタイプ
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据え置きタイプのキャットタワーのメリットは、どっしりと頑丈で安定感があります。
大きいものだと組み立てが必要になりますが、置くだけで設置が完了するものもあり比較的手間がかかりません。
壁や天井に穴を開けたりする必要もないので、移動も簡単にできるのが便利です。
しかし製品によっては柱の本数が少なくてグラついてしまったり、バランスが悪く倒れやすいものあります。
デメリットは、製品によって安定感が全然違うことです。
据え置きタイプのキャットタワーを選ぶ場合には、バランスが良くぐらつかず柱の本数も多めのものを選びましょう。
手間なく設置したい方や安全性を重視する方に据え置きタイプはおすすめです。
突っ張りタイプ
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突っ張りタイプのキャットタワーは、天井まで届くほど高く設置できます。
メリットとしてはより高いところまで登れるので、高いところを好む猫にとっては嬉しいでしょう。
愛猫の登りたいという欲求を満たしてあげられます。
デメリットは頻繁に突っ張り棒のチェックが必要なことと、設置に手間がかかることです。
突っ張り棒が緩んで倒れてしまうと危険なので、安全性はこまめにチェックしましょう。
また物によっては天井に穴を開けないといけないものもあるので、設置場所を移動させるのは大変です。
据え置きタイプよりも突っ張りタイプの方が倒れやすいので、大きな猫には向きません。
突っ張りタイプは小さい軽い猫を飼っていて、高いところまで登らせてあげたい方に向いています。
壁取り付けタイプ
別名「キャットウォーク」「キャットシェルフ」です。
壁取り付けタイプは、インテリアに馴染み、場所を取らないというメリットがあります。
しかし、壁に取り付けるので住居が賃貸だと設置できないこともあるでしょう。
壁にネジ穴を開けれない場合は、DIYに挑戦し、工夫して設置する必要があります。
DIYが面倒な方は、壁取り付けタイプのキャットタワーは諦めましょう。
キャットタワーの選び方
キャットタワーの選び方を見ていきます。
選ぶポイントは以下の通りです。
- 年齢によって選ぶ
- 素材で選ぶ
- 爪とぎの有無
- 手入れのしやすさ
- 設置のしやすさ
- 安全性をチェック
- インテリアとの相性
それぞれ見ていきます。
年齢によって選ぶ
キャットタワーは愛猫の年齢に合ったものを選びましょう。
若く元気な成猫には、運動になるので高さのあるキャットタワーがおすすめです。
一方まだ体力のない子猫や7歳以上のシニア猫には、高すぎないキャットタワーを選びましょう。
落下して怪我をする危険があります。
シニア猫のためにはゆったりとできるスペースのついているキャットタワーも良いです。
素材で選ぶ
キャットタワーは、素材も重要です。
安全に遊べるものを選んでください。
パイル生地やフェルト生地で覆われているものならば、爪が良い感じに食い込んで登りやすいです。
またふわふわしているものならば、ゆったりくつろげるでしょう。
ほとんどのものが板が生地で覆われていますが、板がそのままのものもあります。
板がそのままのものはジャンプして飛び乗ろうとした時に滑ってしまうことがあるので、あまりおすすめできません。
ツルツルのものよりふわふわの物を選ぶのがおすすめです。
爪とぎの有無
キャットタワーには柱に爪とぎがついているものがあります。
爪とぎは愛猫のストレス発散になりますし、爪とぎに爪を引っ掛けて登りやすくもなるのでおすすめです。
別で爪とぎを用意する必要もないので実用的でしょう。
木製やメラミン樹脂製のキャットタワーには基本的に爪とぎがついてないことが多いので、その場合は別売りの爪とぎパーツをつけてあげると良いです。
手入れのしやすさ
トンネルやベットがついているキャットタワーは、こまめに掃除が必要です。
高い位置にトンネルやベットがついているとお手入れが大変でしょう。
なので、低い位置にトンネルやベットなどのパーツがついているキャットタワーがおすすめです。
また爪とぎも劣化しやすいので、爪とぎがついている場合には交換ができるタイプをおすすめします。
設置のしやすさ
ほとんどのキャットタワーが自宅に届いてから自分で組み立てるタイプです。
トンネルやベット、おもちゃなど付属品が多いものだと組み立てるのは難しくなります。
時間と手間がかかってしまうのが嫌な方は、シンプルなキャットタワーがおすすめです。
また木製のキャットタワーであればだいたいが完成した状態で届きます。
大型のキャットタワーや複雑な構造のキャットタワーを買う場合には、組み立てやすさを要チェックです。
突っ張りタイプのキャットタワーは1人で組み立てるのはなかなかハードでしょう。
安全性をチェック
キャットタワー自体の安定感はもちろん重要なのですが、パーツごとの安全性も要チェックです。
ステップの角がとんがっていると、飼い主も猫もぶつけたりした時に怪我する危険があります。
猫は頭を擦り付けることもあるので、安全性を考えるとパーツの角が丸みを帯びているものがおすすめです。
インテリアとの相性
インテリアとの相性も重要でしょう。
一見キャットタワーには見えない高級感のあるものから、可愛らしいものまで様々です。
基本的には茶色や白が多いですが、調べてみるとピンクなんかの可愛らしい色もありました。
大きすぎて設置できなかったなんてことがないように、サイズをしっかり測ってから購入してください。
- 高いところを好む愛猫には、キャットタワーを用意してあげたほうが良い
- 高いところを好まない子もいるので、キャットタワーを買う前に高いところが好きか様子を見た方が良い
- 据え置きタイプと突っ張りタイプがある
- キャットタワーは年齢、安全性、手入れのしやすさなど比べて選ぶ