コンカフェの集客でお悩みの方、あるいはコンカフェ嬢でもっと自力で集客したいとお悩みの方へ。
マーケティングの支援企業、株式会社キュリーの荒井と申します。
コンカフェにはいろいろとタイプがあるので、タイプによっては集客に苦戦してしまう方も多いでしょう。そこで当記事は、コンカフェの集客方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
集客に苦戦しがちなコンカフェタイプ
カフェタイプ、バータイプ、キャバクラタイプなどのコンカフェの中で、集客が難しいのは、ナイトワーク系のコンカフェです。
ナイトワークの場合、広告に制限があるので、満足のいくような施策を取れません。そこで重要になってくるのが、オーガニック系の施策です。
オーガニックとは、SEOやMEO、SNSなどの広告費がかからない施策を意味します。広告費がかからないので、制限もかかりにくいです。
しかし、オーガニックはオーガニックで手間と時間がかかるので、一筋縄ではいきません。だからこそ、ナイトワーク系の集客は非常に難しいのです。
コンカフェ集客の選択肢
Web集客の場合、以下のような施策があります。
- SEO × コンカフェ集客
- MEO × コンカフェ集客
- SNS × コンカフェ集客
- 広告 × コンカフェ集客
SEO × コンカフェ集客
「SEOで上位表示」なんて、口では簡単に言いますが、実際は難しいです。
普通に、「地名 × コンカフェ」で検索してみましょう。上位に表示されるのは、まずポケパラなどのポータルサイトです。どんなにSEOで頑張っても、ポータルサイトに勝つのは無理があります。なぜなら、ユーザー自身も1店舗ではなく、ポータルサイトの複数の店舗の情報を求めているからです。ユーザー行動や検索意図に合わせて、検索結果の順位が変わる側面があるので、SEOは決して万能ではありません。
したがって、ポータルサイトに登録するのが一番手っ取り早いのですが、ポータルサイトもポータルサイト内で競争があります。激戦区などはオプションをつけていかないと集客に繋がらないです。
SEOを実施する場合は、「地名 × コンカフェ」以外のキーワードを見つけて、対策すると勝機が見えてきます。もちろん、簡単にキーワードが見つかったら苦労はしません。
MEO x コンカフェ
ポータルサイトは、MEOを登録できません。したがって、まずコンカフェの店舗として行うべきは、Googleビジネスプロフィール(GBP)の登録です。GBPを登録すると、「地域 × コンカフェ」などのキーワードでも上位表示が狙えます。
しかし、MEOでコントロールできる範囲は限定的です。MEOの順位決定のプロセスは「距離」「知名度」「関連性」などから決定されます。参考までに、以下、公式サイトの情報です。
ローカル検索結果では、主に関連性、距離、知名度などの要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。たとえば、遠い場所にあるビジネスでも、Google のアルゴリズムに基づいて、近くのビジネスより検索内容に合致していると判断された場合は、上位に表示される場合があります。
関連性とは
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
距離とは
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
視認性の高さとは(知名度)
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
ヒント: Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています。
Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法 - Google ビジネス プロフィール ヘルプ
MEO攻略の秘訣は、MEOに頼らずに人気店になることです。知名度が上がれば、勝手にアクセスが大量にきます。MEO対策の業者にお願いしてどうこうなるようなものではないので、ご注意ください。知名度をあげるためには、立地などのオフラインや、SNSでの影響力が重要になってきます。
SNS x コンカフェ
SNSにいたっては、フォロワーを増やしても意味がありません。なぜなら、フォロワーの中から、来店するのはほんのごく一部だからです。毎日投稿する時間の確保も難しいでしょう。
SNSでバズっても、地理的な問題をなかなか突破できません。もし仮に蒲田のコンカフェがSNSでバズったとしても、都心からわざわざ蒲田に行くお人好しは多くありません。
SNSはオーガニックの場合、エリアターゲティングが難しいので、バズってフォロワーを増やすだけで集客につながることは皆無です。
広告 × コンカフェ
ナイトワークでも、一部制限がかかるだけで、リスティング広告自体は出せます。表現が不自由であったり、いろいろと制約がかかるおそれのある中、成果を出すのは、普通のリスティング広告よりも難しいと言えます。
Meta広告の場合は、ナイトワーク系は不可です。最近は下品な広告も増えてきましたが、BANされてもアカウントを使いわましている人たちなので、再現性はあまりありません。
いずれにせよ、広告単価が高くなる可能性があるので、新規からリピートまでの導線を設計できていない場合は、なかなかアクセルを踏む勇気がでないと思います。1人獲得に10,000円かかって、客単価10,000円で、「リピートがなければ赤字」みたいなケースが当たり前です。平均来店回数までコントロールできている店舗は、1人獲得に10,000円かかっても、アクセルを踏めるのですが、わからないと怖いですよね。
広告が一番、即効性がある一方で、リスクとリターンを考えて実行できなければ、失敗してしまうでしょう。
コンカフェの集客はTikTokライブがおすすめ
コンカフェの集客で最もおすすめなのが、TiKTokライブです。インスタライブとは異なり、フォローしてなくても見てくれるので、一番新規集客しやすい媒体だと言えます。インスタにおいては、ライブをしたところで、見るのはフォロワーのみなので、リピーター対策でしか活用できません。
また、お店に来なくても、投げ銭ギフトの売上が狙えるので、まさに一石二鳥です。TikTokライブは、リスナーが多くギフト総量が多いので、毎月100万円以上儲けているライバーも多数存在しています。
さらに、TikTokライブは、フォロワーが増えやすく、フォロワー数が多くなれば、コンカフェ嬢としての価値が高まります。距離的に来店できないフォロワーが増えても、フォロワー数の多さそのものが価値ですし、ギフトで応援してもらうこともできます。
コンカフェでWeb集客を検討している方は、ぜひ、TikTokライブにチャレンジしてみてください。ライブ配信は、リスナーとライバーの親密度が上がりやすいので、普通の投稿と異なり集客もしやすいです。
なお、TikTokライブは、フォロワー50人できないと、始められません。もし、これから始められる方は、お問い合わせをいただければライブ機能を解放させていただきます。おすすめに載りやすくなる、トラフィックサポートも提供しているので、良いスタートダッシュが切れると思います。