電子マネーの種類が多すぎると感じている方も多いでしょう。
しかし、主要な電子マネーを抑えておけば問題ありません。
そこで当記事はおすすめの電子マネーを比較します。
電子マネーの導入に、ぜひお役立てください。
- 電子マネーの使い方
- 電子マネーの比較と還元率
- お店で使える電子マネーを比較
- コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)
- ファーストフード(マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ケンタッキー、バーガーキング、ミスタードーナツ)
- 牛丼・天丼・カツ丼(松屋、すき家、吉野家、かつや、てんや)
- カフェ(スターバックス、タリーズ、ドトール、コメダ珈琲)
- ファミレス(ガスト、ジョナサン、バーミアン、サイゼリア、デニーズ、ココス、ジョイフル)
- 回転寿司(スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司)
- うどん(なか卯、丸亀製麺、はなまるうどん)
- 定食(大戸屋、日高屋、やよい軒)
- ハンバーグ・ステーキ(いきなりステーキ、びっくりドンキー)
- その他外食チェーン(餃子の王将、リンガーハット、ココイチカレー、ほっともっと)
- ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局、ココカラファイン、サンドラッグ、ウエルシア、クリエイト)
- スーパー(イオン、まいばすけっと、西友、イトーヨーカドー、マックスバリュ、ライフ、ドン・キホーテ)
- 家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ)
- 100円ショップ(セリア、ダイソー、キャンドゥ)
- アパレル(ユニクロ、GU、しまむら)
- ガソリンスタンド・カー用品(エネオス、コスモ石油、オートバックス)
- 本・ビデオ(ゲオ、ツタヤ、ブックオフ)
- 家具・ホームセンター(ニトリ、コーナン、カインズ)
- テーマパーク(東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、USJ)
- 電子マネーの普及率
- 電子マネーのセキュリティ!狙われる?
電子マネーの使い方
電子マネーの使い方はタイプによって異なります。
- プリペイド(前払い)
- スマホで電子マネー(おサイフケータイ)
- ポストペイ(後払い)
それぞれのタイプの電子マネーについて解説していきましょう。
この種類の解説がのちに、様々な電子マネーの種類へとつながります。
プリペイド(前払い)
プリペイド(前払い)の代表的な電子マネーは「Suica」です。
使う前にチャージを必ず行います。
オートチャージ機能つきの電子マネーであれば、都度入金する必要はありません。
オートチャージを利用するには、基本的にカードが必要です。
すなわち本質的にはポストペイ(後払い)方式と一緒になります。
ポストペイ(後払い)
プリペイド(前払い)は「Suica」のように「カード」であることが多いです。
ポストペイ(後払い)は物理的なカードというよりも「機能」として用意されています。
「iD」や「QUICPay(クイックペイ)」が代表的です。
「iD」や「QUICPay(クイックペイ)」は「Suica」のような物理的カードがありません。
その代わりに、機能として様々なカードに付帯しています。
「iD」や「QUICPay(クイックペイ)」のマークがついたカードを見たことのある方も多いでしょう。
スマホで電子マネー(おサイフケータイ)
スマホによる電子マネー決済をおサイフケータイと言います。
おサイフケータイの方式はプリペイド(前払い)とポストペイ(後払い)の両方です。
電子マネーによってプリペイド(前払い)かポストペイ(後払い)かが異なります。
おサイフケータイは「既存の電子マネーサービスをスマホのアプリで利用できる」と考えていただければ問題ありません。
電子マネーの比較と還元率
電子マネー | ポイント還元率 |
---|---|
iD | クレジットカードのポイントのみ |
QUICPay | クレジットカードのポイントのみ |
楽天Edy | 200円(税込)の使用につき1ポイント(0.5%) |
nanaco | 200円(税抜)の使用につき1ポイント(0.5%) |
WAON | 200円(税込)につき1ポイント(0.5%) |
Suica | 100円or200円(税込)ごとに1ポイント(0.5〜1.0%) |
iDやQUICPayのようなポストペイ型の電子マネー自体にポイントはつきません。
しかし、ポストペイ型の電子マネーは後日クレジットカードでまとめて払うことが多いので、その分のポイントはつきます。
またSuicaはJRE POINT WEBサイトにカードを登録すると対象店舗の利用時にポイントが貯まります。
ただしJRE POINTカードを提示しても2重でポイントがつくわけではないので、 本質的にはSuicaにポイントがついているわけではありません。
Suicaに紐づいたJRE POINTカードにポイントが貯まっているだけです。
その他のプリペイド型のカードは基本的に還元率が0.5%となっています。
nanacoだけ税抜価格なので、実質的には還元率0.5%以下です。
なおプリペイド型の電子マネーはクレジットカードでチャージすることで、ポイントを2重でゲットできます。
還元率の高いクレジットカードでチャージすると良いでしょう。
続いてそれぞれの電子マネーの特徴を比較していきます。
「Suica」
「Suica」は交通系ICカードの電子マネーです。
プリペイド(前払い)とおサイフケータイ(モバイルSuica)に対応しています。
また「Suica」にはオートチャージ機能もあるので、ポストペイ(後払い)に対応しているといっても問題ないでしょう。
そして「Suica」は全国の交通系ICカードと互換性のある最強の電子マネーです。
- 「Kitaca(JR北海道)」
- 「Suica(JR東日本)」
- 「TOICA(JR東海)」
- 「ICOCA(JR西日本)」
- 「SUGOCA(JR九州)」
- 「PASMO(共同)」
- 「manaca(名古屋交通開発機構・エムアイシー)」
- 「はやかけん(福岡市交通局)」
- 「nimoca(ニモカ)」
これらの交通系ICカードの電子マネーは相互に利用することができます。
ただし、これらの交通系ICカードのなかでおサイフケータイに対応しているのは「モバイルSuica」のみです。
「モバイルSuica」の定期券を発行しようとしている方は注意しましょう。
JR東日本の路線を挟まないと、「モバイルSuica」の定期券は発行できません。
「楽天Edy」
「楽天Edy」は万能型の電子マネーです。
プリペイド、ポストペイ、おサイフケータイで用意されています。
また「楽天Edy」は利用することで「楽天スーパーポイント」が貯まり、「楽天スーパーポイント」を「楽天Edy」に交換することも可能です。
楽天カードで「楽天Edy」をチャージすることで、さらにポイントが貯まります。
そしてその「楽天Edy」を利用することでポイントがさらに2重で貯まります。
「楽天Edy」は200円(税込)の使用につき1ポイント貯まります。
お得にポイントを貯めたい方はぜひ「楽天Edy」を選びましょう。
「WAON」
「WAON」はイオンが提供する電子マネーです。
プリペイド、ポストペイ、キャッシュカード一体型、おサイフケータイ(Androidのみ)と「楽天Edy」と同様にラインナップが豊富です。
ただし「WAON」の加盟店数は287,000箇所です。※2017年時点
「楽天Edy」は50万箇所を超えています。※2017年時点
スーパーマーケットを中心に利用しないのであれば、「WAON」にする必要はないでしょう。
「WAON」は200円(税込)につき1円貯まります。
「nanaco」
「nanaco」はセブンイレブンやイトーヨーカドーを利用することができる、セブン&アイグループの電子マネーです。
プリペイド、ポストペイ、おサイフケータイ(Androidのみ)が用意されています。
ポイント還元率は100円(税抜)につき1ポイントでしたが、現在は200円(税抜)につき1ポイントです。
そして「nanaco」の利用可能店舗数は23万箇所を超えています。※2017年時点
23万箇所は「楽天Edy」や「WAON」よりも劣る数字なので、セブンイレブンをよく利用される方におすすめです。
「iD」
「iD」はNTTドコモの電子マネーです。
ポストペイ型(後払い)、プリペイド型(前払い)、デビッド型(即時引き落とし)、おサイフケータイに対応しています。
しかしメインでよく目にするのは、カードと一体型になっているポストペイでしょう。
70以上のカード会社が「iD」と提携しています。
「iD」のデメリットはdポイントの進呈が複雑なことです。
「iD」で支払うと、必ず自動でポイントがつくわけではないので注意しましょう。
「dカード」と「iD」は別々に考える必要があります。
「QUICPay(クイックペイ)」
「QUICPay(クイックペイ)」はJCBの電子マネーです。
「iD」と同じく、ポストペイ型(後払い)、プリペイド型(前払い)、デビッド型(即時引き落とし)、おサイフケータイに対応しています。
「QUICPay(クイックペイ)」のメインの使い方となるのはやはり、ポストペイ(後払い)でしょう。
カード会社との提携は「iD」より少ないですが、「nanaco」に機能を追加することができます。
なお、「QUICPay(クイックペイ)」はポイントがつきません。
「QUICPay(クイックペイ)」の機能を使用したカードのポイント分だけがつくようになっています。
お店で使える電子マネーを比較
お店で使える電子マネーを比較していきましょう。
- コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)
- ファーストフード(マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ケンタッキー、バーガーキング、ミスタードーナツ)
- 牛丼・天丼・カツ丼(松屋、すき家、吉野家、かつや、てんや)
- カフェ(スターバックス、タリーズ、ドトール、コメダ珈琲)
- ファミレス(ガスト、サイゼリア、デニーズ、ジョナサン、ココス、ジョイフル)
- 寿司(スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司)
- うどん(なか卯、丸亀製麺、はなまるうどん)
- 定食(大戸屋、日高屋、やよい軒)
- ハンバーグ・ステーキ(いきなりステーキ、びっくりドンキー)
- その他外食チェーン(餃子の王将、リンガーハット、ココイチカレー、ほっともっと)
- ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局、ココカラファイン、サンドラッグ、ウエルシア、クリエイト)
- スーパー(イオン、まいばすけっと、西友、イトーヨーカドー、マックスバリュ、ライフ、ドン・キホーテ)
- 家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ)
- 100円ショップ(セリア、ダイソー、キャンドゥ)
- アパレル(ユニクロ、GU、しまむら)
- ガソリンスタンド・カー用品(エネオス、コスモ石油、オートバックス)
- 本・ビデオ(ゲオ、ツタヤ、ブックオフ)
- 家具・ホームセンター(ニトリ、コーナン、カインズ)
- テーマパーク(東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、USJ)
お店のジャンル別に使用できる電子マネーをご紹介します。
なお交通系電子マネーはSuica系と表記します。
コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)
コンビニ | 電子マネー |
---|---|
セブンイレブン | nanaco、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ファミリーマート | WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ローソン | WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
nanacoが使用できるのはセブンイレブンのみです。
ファミリーマートとローソンはnanacoの代わりにWAONを使用することができます。
ファーストフード(マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ケンタッキー、バーガーキング、ミスタードーナツ)
ファーストフード | 電子マネー |
---|---|
マクドナルド | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
モスバーガー | 楽天Edy、Suica系、iD |
ロッテリア | 店舗により異なる |
ケンタッキー | 店舗により異なる |
バーガーキング | 店舗により異なる |
ミスタードーナツ | 店舗により異なる |
ファーストフード店で、電子マネーが使えるかどうかはほぼ店舗によります。
ショッピングセンター内、駅ナカ、路面店等、店舗スタイルによって対応している決済は異なるので、都度確認が必要です。
マクドナルドは安定して、電子マネーを使用することができます。
牛丼・天丼・カツ丼(松屋、すき家、吉野家、かつや、てんや)
牛丼・天丼・カツ丼 | 電子マネー |
---|---|
松屋 | Suica系(一部店舗のみ) |
すき家 | Suica系、iD、楽天Edy |
吉野家 | WAON、Suica |
かつや | 使用不可 |
てんや | 店舗により異なる |
牛丼チェーンで最も電子マネーに対応しているのはすき家です。
天丼チェーンのてんやは店舗により異なるので、都度確認しましょう。
カフェ(スターバックス、タリーズ、ドトール、コメダ珈琲)
カフェ | 電子マネー |
---|---|
スターバックス | 使用不可 |
タリーズ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ドトール | Suica系 |
コメダ珈琲 | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
スターバックスのみ電子マネーが使用できません。
しかしスターバックスは駅ナカの店舗であれば、Suica系に対応していることが多いです。
また、独自のサービス「STARBUCKS REWARDS™(スタ―バックス リワード™)」に参加し、スターバックスカードを使用することもできます。
「STARBUCKS REWARDS™(スタ―バックス リワード™)」の会員数は現在330万人です。※2019年現在
スターバックスは今後も使用できる電子マネーの種類を増やすのではなく、独自のスターバックスカードの利用を促していくことが予想されます。
ファミレス(ガスト、ジョナサン、バーミアン、サイゼリア、デニーズ、ココス、ジョイフル)
ファミレス | 電子マネー |
---|---|
ガスト、ジョナサン、バーミアン(すかいらーく) | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
サイゼリア | 不可 |
デニーズ | nanaco |
ココス | 不可 |
ジョイフル | 不可 |
ファミレスは電子マネーが使用できない店舗がほとんどです。
すかいらーく系列のファミレスは多くの電子マネーを取り扱っています。
回転寿司(スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司)
回転寿司 | 電子マネー |
---|---|
スシロー | 不可 |
くら寿司 | 不可 |
はま寿司 | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
かっぱ寿司 | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
回転寿司はかっぱ寿司がほとんどの電子マネーに対応しています。
nanacoとWAONは対応していませんが、はま寿司も十分な電子マネーの対応でしょう。
うどん(なか卯、丸亀製麺、はなまるうどん)
うどん | 電子マネー |
---|---|
なか卯 | 不可 |
丸亀製麺 | 不可 |
はなまるうどん | iD、楽天Edy、nanaco、WAON(一部店舗のみ) |
うどんチェーンは基本的に電子マネーを使用できません。
はなまるうどんに関しては、店舗により異なるので都度確認しましょう。
定食(大戸屋、日高屋、やよい軒)
定食 | 電子マネー |
---|---|
大戸屋 |
楽天Edy、Suica系 |
日高屋 | 使用不可 |
やよい軒 | 使用不可 |
定食チェーンは基本的に電子マネーを使用できません。
大戸屋に関しては、楽天EdyやSuica系を使用できる傾向があります。
ハンバーグ・ステーキ(いきなりステーキ、びっくりドンキー)
ハンバーグ・ステーキ | 電子マネー |
---|---|
いきなりステーキ |
nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
びっくりドンキー | 店舗により異なる |
いきなりステーキはほぼ全ての主要電子マネーに対応しています。
しかしイオン内に入っている店舗の場合、nanacoが使用できないケースもあるので注意が必要です。
びっくりドンキーは店舗により異なります。
都度確認するようにしましょう。
その他外食チェーン(餃子の王将、リンガーハット、ココイチカレー、ほっともっと)
その他外食 | 電子マネー |
---|---|
餃子の王将 | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
リンガーハット | 店舗により異なる(楽天Edy、iD、Suica系) |
ココイチカレー | nanaco、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ほっともっと | 使用不可 |
その他外食チェーンは店舗により異なります。
都内の大抵の店舗では使用できますが、利用不可の店舗もあるので注意しましょう。
ほっともっとは沖縄県の店舗のみ楽天Edyが使用できます。
ドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局、ココカラファイン、サンドラッグ、ウエルシア、クリエイト)
ドラッグストア | 電子マネー |
---|---|
マツモトキヨシ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
スギ薬局 | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay、nanaco、WAON |
ココカラファイン | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay、nanaco |
サンドラッグ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay、nanaco |
ウエルシア | 楽天Edy、Suica系、WAON |
クリエイトエスディー | 店舗により異なる |
大抵のドラッグストアではあらゆる電子マネーを利用することができるでしょう。
もちろん一部店舗によっては、状況が異なるので注意が必要です。
スーパー(イオン、まいばすけっと、西友、イトーヨーカドー、マックスバリュ、ライフ、ドン・キホーテ)
スーパー | 電子マネー |
---|---|
イオン・まいばすけっと・マックスバリュ | WAON、Suica系、iD、QUICPay |
西友 | 使用不可 |
イトーヨーカドー | nanaco、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ライフ | 使用不可 |
ドン・キホーテ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
スーパーマーケットは各社、独自の電子マネーを導入しています。
主要な電子マネーが使用不可のスーパーでは独自のものを発行しましょう。
また競合にあたる電子マネーは、各社使用できないようになっています。
イオングループで、nanacoは使用できません。
セブンアンドアイグループもまた、WAONは使用できないようになっています。
家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ)
家電量販店 | 電子マネー |
---|---|
ビックカメラ | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ヨドバシカメラ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ヤマダ電機 | 使用不可 |
ケーズデンキ | 楽天Edy |
家電量販店は電子マネーでも銘柄によってポイントサービスの還元率が異なるので注意が必要です。
電子マネーで支払いをお考えの方は都度、確認するようにしましょう。
家電量販店は大きな買い物が多くなるので、数パーセントが大きな違いになります。
100円ショップ(セリア、ダイソー、キャンドゥ)
100均 | 電子マネー |
---|---|
セリア | 店舗により異なる |
ダイソー | 店舗により異なる |
キャンドゥ | 使用不可 |
100円ショップは完全に店舗次第です。
キャンドゥは基本的に使用不可ですが、稀に使える場合があるでしょう。
セリアとダイソーはキャンドゥよりも使用店舗が多いです。
アパレル(ユニクロ、GU、しまむら)
アパレル | 電子マネー |
---|---|
ユニクロ | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
GU | 使用不可 |
しまむら | nanaco、WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ユニクロはテナントにもよりますが、基本的に多くの電子マネーに対応しています。
しかし、同じグループのGUで使えないので注意が必要です。
しまむらも電子マネー全店舗導入に向けて、対応を進めています。
ガソリンスタンド・カー用品(エネオス、コスモ石油、オートバックス)
ガソリンスタンド・カー用品 | 電子マネー |
---|---|
エネオス | nanaco、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
コスモ石油 | WAON |
オートバックス | 使用不可 |
エネオスはWAON以外の電子マネーに対応しています。
コスモ石油ではエネオスでは利用できないWAONが使用可能です。
またコスモ石油では店舗に応じて、iDやQUICPayも利用できます。
いずれにせよ、ガソリンスタンドで利用できる電子マネーはエネオスが最多です。
本・ビデオ(ゲオ、ツタヤ、ブックオフ)
本・ビデオ | 電子マネー |
---|---|
ゲオ | 使用不可 |
ツタヤ | WAON、楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ブックオフ | 楽天Edy、Suica系、iD、QUICPay |
ゲオは電子マネーの対応を廃止し、Lueca(ルエカ)という独自の電子マネーを取り扱っています。
主要な電子マネーを利用されたい方はツタヤやブックオフを利用しましょう。
家具・ホームセンター(ニトリ、コーナン、カインズ)
家具・ホームセンター | 電子マネー |
---|---|
ニトリ | 使用不可 |
コーナン | 使用不可 |
カインズ | 使用不可 |
家具・ホームセンターは電子マネーを利用できないところがほとんどです
しかしコーナンは独自のコーナンPayを開始しました。
コーナンを利用される方はぜひ、使用してみてはいかがでしょうか。
テーマパーク(東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、USJ)
本・ビデオ | 電子マネー |
---|---|
東京ディズニーランド | QUICPay、iD、Suica系 |
東京ディズニーシー | QUICPay、iD、Suica系 |
USJ | WAON、iD、QUICPay |
ディズニーランドとディズニーシーはショップとレストランで電子マネーを利用することができます。
ただし、ワゴンやバルーンベンダーで使用することはできません。
USJはSuica系は利用できませんが、WAONが使えるようになっています。
電子マネーの普及率
電子マネーを導入している企業の割合は38%です。
すなわち電子マネーは導入するだけで、導入していない残りの62%よりも決済方法で優位になります。
導入していない方はかなりのチャンスロスです。
今後もこの流れは加速するでしょう。
電子マネーのセキュリティ!狙われる?
電子マネーのセキュリティが心配な方も多いでしょう。
- 盗難・紛失した場合は直ちに発行会社へ連絡
- 紛失後の残高補償は電子マネーによる
- 不正利用があるのは現金も同じ
- セキュリティ対策にはおサイフケータイがおすすめ
セキュリティに関して、上記2点を見ていきましょう。
盗難・紛失した場合は直ちに、発行会社へ連絡
盗難・紛失した場合は直ちに、発行会社に連絡を行い停止処置を行いましょう。
停止処置する間に、万が一不正利用された場合はご自身の負担になります。
オートチャージを設定していた場合は、カードの限度額いっぱい使われてしまう可能性が高いです。
紛失後の残高補償は電子マネーによる
電子マネー | 残高補償 |
---|---|
iD | あり |
QUICPay | あり |
楽天Edy | なし |
nanaco | あり |
WAON | あり |
Suica | 記名式のみあり |
iDやQUICPayはポストペイ(後払い)型なので、補償があります。
楽天edyは残高補償がありませんので、必要な分だけをチャージするようにしましょう。
nanacoやWAONは停止措置後に残高が残っていれば、引き継ぐことができます。
停止措置は連絡後すぐに行われるわけではないので、運が悪ければ残高をすべて使われる可能性も高いです。
Suicaに関しては、記名式のみ補償があります。
nanaco、WAONと同様に停止措置後の残高が補償の対象です。
不正利用があるのは現金も同じ
電子マネーは紛失すると、不正利用される恐れが高いです。
しかし、それは現金でも同じでしょう。
むしろ現金は、紛失したら返ってくる可能性の方が低いです。
対して、電子マネーは現金よりも不正利用を防ぎやすくなっています。
オートチャージは連絡後すぐに止められますし、残高が残っている可能性もゼロではありません。
現金よりはるかに安全だと言えるでしょう。
セキュリティ対策にはおサイフケータイがおすすめ
紛失しないことが一番ですが、万が一に備えおサイフケータイがおすすめです。
おサイフケータイであれば、端末に暗証番号をかけておけば簡単に使われることはありません。
暗証番号だけでなく、指紋認証や顔認証を設定できるスマホも増えています。
もし勝手に使われるのが怖いというのであれば、プリペイド型の電子マネーではなくおサイフケータイで電子マネーを利用すると良いでしょう。
- 電子マネーは前払い、後払い、おサイフケータイの3種類
- 主要な電子マネーは「Suica」「楽天Edy」「WAON」「nanaco」「iD」「QUICPay」
- 電子マネーは約6割の人が所有している
- 最強の電子マネーは「Apple Pay」
- 電子マネーは現金よりも安全