インスタ集客に疲れた人へ…よくある理由とは?

インスタ集客

インスタ集客は疲れます。SNSは意外と労働集約的なので、ラクしてお金を稼ぐことはできません。コンテンツを投稿して、放置するだけではダメで、毎日更新や、ユーザーとのコミュニケーションも必要不可欠です。フォロワーを増やすためには、とにかくやることが多すぎるので、疲れてしまうのもわかります。

そこで、この記事は、インスタ集客が疲れた方に向けて書きました。疲れる理由と対処法を知って、少しでもラクになっていただければ嬉しいです。

インスタ集客が疲れる理由

インスタ集客が疲れる理由は以下の通りです。

  • 毎日更新が必要
  • 写真だけで集客しようとしている
  • いいねしてフォロワーを集めている(いいね周り)
  • 即効性を求めすぎている
  • フォロワーが増えると、アンチが生まれる
  • 役割を明確にしていない

順番に解説します。

毎日更新が必要

毎日更新に反対な人もいます。無理して投稿するとクオリティが落ちるからです。

しかし、クオリティが高いのは更新頻度に関わらず当たり前です。1ヶ月30投稿できる人と1ヶ月15投稿できる人がいたとしましょう。

同じクオリティならインスタの仕組み的にも後者が不利です。フォロワーが喜ぶ喜ばないという問題というよりも、前者のほうが圧倒的に露出しやすくなります。

インスタを伸ばしたいなら毎日投稿を目指しましょう。中途半端な更新頻度になるのであれば、やらないほうがマシです。

写真だけで集客しようとしている

文字入れは正直、かなりダサいです。ブランディングとは相反しています。しかし、有名人でない限り文字入れには勝てません。写真だけだと滞在時間が短いからです。

滞在時間を伸ばすという意味では、容姿が綺麗な人なら称賛はあるかもしれません。しかし、今度は「アイドルの脱ぎ競争」という事態に陥ります。肌の露出が多ければ、多いほど滞在時間が伸び、より多くの人に拡散していくものです。拡散されれば、いいねの数も爆増するので、どんどん過激になっていきます。

それは戦略としては悪いことではありませんが、それこそ疲れてしまう人もいるでしょう。基本的には、文字入れで運用することをおすすめします。

いいねしてフォロワーを集めている(いいね周り)

たしかにいいねをすれば、フォロワーが増えます。いいねをした人が見てくれるからです。また、フォローして、フォローバックをしてくれる人もたくさんいます。

しかし、このような施策は今すぐに中止すべきです。いいね周りしているうちは発見欄に表示されなくなります。発見欄に表示されないと、フォロワーが雪だるま式に増えていきません。

フォロワーを増やすなら、発見欄の露出をとにかく目指しましょう。昨今ではいいね周りやフォロー返しの規制も厳しくなっています。下手したらBANもされるのでおすすめできません。

即効性を求めすぎている

残念ながらインスタ集客は即効性がありません。それこそ、即効性を求めるなら伸びやすい文字入れ投稿をする必要があります。

また、文字入れ投稿するにしても、ジャンルによっては伸びにくいです。リールが熱いからと聞いて、試してみたものの、全く伸びない人もいるでしょう。もしかしたらジャンルが影響しているからかもしれません。

たしかに、レシピ動画などは伸びやすいです。しかし、それを聞いて、なんでもかんでも動画にすれば良いわけではありません。リールで1発逆転を狙いたい気持ちはわかりますが、基本的には時間がかかるものだと認識することが大切です。

一発バズって速攻で1万や10万フォロワーに速攻でいくのは一部の人だけです。

フォロワーが増えると、アンチが生まれる

フォロワーが増えれば、増えるほど売り上げが増えるとは限りません。しかし、確実に増えるのはアンチコメントです。

アンチは、フォロワーの多いアカウントにコメントをする傾向があります。フォロワーが少ないときと同じことを書いていても、噛みつかれる頻度は高いです。アンチの立場になっても、フォロワー10人のアカウントより、フォロワー10万人のほうがコメントしやすいのは想像に容易いでしょう。

何を言っても、思わぬ角度からナイフを突き立ててくるので、基本的には無視するしかありません。とはいえ、こちらも人間なので、無視してもストレスは溜まる一方です。アンチコメントに反撃したらしたで、他のファンたちに不快な思いをさせてしまいます。

コメント欄を閉鎖したらしたで、「おすすめ」に載りにくくなるので、どうするかは非常に悩ましいです。アンチに対する解決策は、自分が我慢するか、アカウントの成長を鈍化させるかの2択です。いずれにしても、やられたもの損なので、インスタ集客およびSNS集客全般は疲れる運命にあります。

役割を明確にしていない

インスタ運用の目的や役割を明確にしましょう。「売上」なら、フォロワー数だけを増やそうとしてはいけません。売上に繋がらないフォロワーの増やし方がたくさんあるからです。反対に、フォロワーが少なくても売上に繋がる方法も存在します。

「認知拡大」も悪くありませんが、「認知拡大」されると、どこの数字が増えるかを知っていないと、目標として無意味です。「認知拡大=フォロワー数」と捉えがちですが、この考えも痛い目を見ます。

「フォロワー数」もよくある指標ですが、「フォロワー数」を選んだからには、「売上」にならなくても文句は言えません。「売上」が欲しいのであれば、異なる指標を考える必要があります。

この答えが見出せないうちは、インスタ集客は必ず、行き詰まります。初期設計から間違えると、どう頑張っても結果には繋がらず、疲弊する一方です。

疲れないインスタ集客の方法

結果(売上)が出ていれば、インスタ集客は疲れません。投稿すればするほど、集客に繋がれば、毎日が楽しくて仕方ないでしょう。アンチがいても、売上につながるのなら、若干許容範囲も広まるはずです。

つまり、インスタ集客は結果が出ないから疲れます。集客できないのを前提にして、次のポイントを意識してみてください。

  • インスタ集客自体を諦める
  • 数字は気にせずじっくりと伸ばす
  • 方向性を定める
  • CRMとして活用する

順番に説明します。

インスタ集客自体を諦める

諦めるのもひとつの手段です。中途半端になるくらいなら、他にリソースを回したほうがよいでしょう。

事業をやられている方であれば、初心に戻ってポスティングなんかも良いです。古臭いポスティングがなくならないのは、効果があるからです。

インスタ以外にも集客手段はたくさんあります。

数字は気にせずじっくりと伸ばす

インスタを伸ばすにはどうしても時間がかかるものです。周りと比べて、焦っても良いことはありません。

同じ人が投稿してもジャンルによっては、かなり伸び具合が異なります。実際私は、半年で約3万フォロワーを達成したアカウントもあれば、1年かけてまだ5,000フォロワーもいないアカウントがあります。

運要素も大きいので、気長に継続しましょう。

方向性を定める

インサイトを見れば、どんな投稿がヒットしやすいか共通点が見えてきます。インスタはヒットしやすい投稿を繰り返すだけです。

共通点が見つかるまで時間はかかります。しかし、共通点の発見はいわば、成功体験のひとつです。成功体験ができれば、疲れも少しだけ取れます。

方向性が定まってないからこそ、ブレてしまい疲れやすくなるのです。方向性を定める難しさもありますが、継続して効果を出すためにも、意識しましょう。

CRMとして活用する

CRMと聞くと、難しく聞こえますが、要はお客様とのコミュニケーションツールとして使用ということです。

フォロワーが増える運用スタイルではないので、インスタ集客に意味を見出せなくなってしまうかもしれませんが、リピーターの創出も立派な集客方法です。新規顧客の獲得コストは、リピーターの創出より5倍高いとも言われています。

「フォロワーさえ増えれば、なんとかなるだろう」と、お考えの方は、ぜひコミュニケーション中心の運用方法を実践してみてください。コンテンツをたくさん投稿して、無理にフォロワーを増やす必要がないので、まったく疲れません。

もちろん、新規顧客獲得のために、インスタ運用するケースも多いです。しかし、基本的には多大なるリソースが必要で、自分ひとりで実践すると非常に疲れるので、注意が必要です。

インスタ集客に疲れた人のためのまとめ

  • そもそもインスタ集客は難しい
  • 写真だけで伸ばすのは難しい
  • いいねだけで増やすと、将来的に行き詰まる
  • 即効性は求めない
  • インスタ運用の役割を明確にする

ひとつでも成功体験ができれば、やはりインスタは楽しいです。スワイプするたびに増えるフォローの通知は中毒性があります。

大変ではありますが、正しい方向性で運用すれば、徐々にフォロワーは増えていくものです。間違った運用こそ、一番の疲労原因となるので、ご注意ください。

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