
「え?スマホでも見れるの?」
意外に知らない人も多いです。
お使いのスマホでも電子書籍が読むことができます。
そこでこの記事ではKindleの使い方について解説しましょう。
これからKindleを使おうと思っていた方は必見です。
Kindle端末とアプリの比較
お使いのスマホでKindleが読めるのに、専用のKindle端末を購入する必要はあるのでしょうか?
ポイントは3つあります。
- Kindleアプリの使い方について
- 画面の大きさ重視ならKindle
- スマホのバッテリー残量が気になる方はKindle
それぞれ解説していきましょう。
Kindleアプリの使い方
Kindleというと、タブレット型の端末を思い出す人が多いでしょう。
たしかにそれも正解です。
Kindleには何種類か端末が存在します。
しかし、この端末でしか電子書籍が見れないと勘違いしている人も多いです。
Kindleという言葉は大きく分けて3つの意味合いが込められています。
- Amazonが販売している電子書籍を読むための「端末の呼称」
- Amazonが販売している電子書籍を読むための「アプリ」
- Amazonが販売している「電子書籍」そのもの
知らない人にはちょっと複雑でしょう。
端末でもあり、各種サービスのことでもあるのです。
まずはスマホで読むことを前提に説明を進めていきます。
お使いのスマホに「Kindle」のアプリをインストールしましょう。
アプリを起動したら、Amazonアカウントへのログインが要求されます。
Amazonのアカウントを持っていない方はこのタイミングで作成しましょう。
ログインができたら、Amazonで「Kindle本」を購入するだけです。
紙版ではなく、きちんとKindle版を購入しましょう。
アプリからは購入できないので、下の無料のお試しリンクから購入してみてください。
※有料になっていることもあるので、価格のご確認をお願いします。
アプリとアカウントは紐づいているので、購入してアプリを起動すれば勝手にダウンロードが開始されます。
この本がお使いのスマホで読めれば、Kindleアプリの使い方は問題ないでしょう。
なおKindle端末の使い方はもっと簡単です。
スマホのようにアプリをインストールする必要はなく、Kindle書籍を購入すれば勝手に端末に配信されます。
画面の大きさ重視ならKindle端末がおすすめ
大抵のスマホの画面は小さいです。
小さい画面で本を読みたくないという方こそKindleを購入するといいでしょう。
Kindle端末はKindleを読むためだけの機械なので、画面も大きくとても軽いです。
単行本の重さとほとんど変わりません。
スマホのバッテリー残量が気になる方はKindle端末
Kindleアプリがバッテリーを特別消耗させるわけではありませんが、やはり長時間の読書だとスマホのバッテリーは減っていきます。
だからこそ、スマホとKindle端末を分けて利用すれば外出先でも安心して読書を楽しむことが可能です。
読書が大好きな方はKindle端末をおすすめします。
なお、購入したKindle書籍はスマホからでもKindle端末からでも両方から閲覧可能です。
気分に合わせて、端末を変えて読むこともできます。
Kindleアプリの注意点
Kindleアプリの注意点は2つあります。
- 容量が必要
- 他社で購入した電子書籍をKindleで見るのは不可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
容量が必要
Kindle本は端末にダウンロードしてから読むので、たくさん容量を使用します。
容量がいっぱいになったら、Kindle本を都度端末から削除しなければなりません。
容量が少ないスマホをご利用の方は、比較的すぐにいっぱいになるので注意しましょう。
もちろん削除しても、再び読みたいときはクラウドからダウンロード可能です。
Kindle本は自動的にAmazonのクラウドに無限に保存されます。
他社で購入した電子書籍をKindleで見るのは不可能
基本的に他社で購入した電子書籍をKindleで読むのは不可能と考えましょう。
厳密的には不可能ではありませんが、データ変換などの専門的な知識が必要になってきます。
楽天Koboのような電子書籍データをKindle用に変換するのは難易度がかなり高いです。
よってKindleをご利用の方はAmazonで電子書籍を購入しましょう。
くれぐれも買いすぎには注意です。
Kindle端末とFireタブレットの比較
Kindleが複雑なのは、FireタブレットでもKindleが読めることです。
FireタブレットとKindle端末はどちらが良いのでしょうか。
Kindle端末とFireタブレットを比較していきましょう。
Kindle端末とFireタブレットはどっちがおすすめ?
読書だけのために購入するのであれば、やはりKindle端末がおすすめです。
Kindle端末は重量が軽いので、長時間の読書でも手が疲れにくくなっています。
一方のFireタブレットは重量があるので、長時間の読書には不向きです。
しかしFireタブレットは読書だけでなく、映画・音楽・ゲーム等も楽しむことができます。
また機種によって異なりますが、基本的にFireタブレットの方が安いです。
Fireタブレットでも十分すぎるくらい、Kindle書籍は読めるので低価格ゆえの心配は要りません。
ただし風呂で読書したい場合は、防水対応のKindleシリーズを選ぶ必要があります。
Kindleシリーズ
Kindle端末には以下のラインナップが用意されています。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
それぞれの端末を比較していきましょう。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
内蔵ライト | LED4個使用 | LED5個使用 | LED25個使用 |
ページ送り | タッチスクリーン | タッチスクリーン | タッチスクリーンかボタン |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
バッテリー | 数週間 | 数週間 | 数週間 |
接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi |
– | Wi-Fi + 無料4G | Wi-Fi + 無料4G | |
重量 | 174g | Wi-Fi : 182g | Wi-Fi : 188g |
– | Wi-Fi + 無料4G : 191g | Wi-Fi + 無料4G : 188g | |
サイズ | 160 x 113 x 8.7 mm | 167 x 116 x 8.18 mm | 159 x 141 x 3.4-8.4mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
明るさ自動調整機能 | – | – | ◯ |
色調調節ライト | – | – | ◯ |
ストレージ | 8 GB | 8 GB / 32 GB | 8 GB / 32 GB |
防水性能 | なし | ◯ | ◯ |
違いを大きくまとめると以下の通りです。
- 「Kindle Oasis」が一番画面が大きい
- 「Kindle Oasis」にはデバイス自体にページ送りボタンがついている
- 「Kindle Oasis」は明るさ自動調整機能付き
- 「Kindle Oasis」はホワイトからアンバーに色の暖かさを調節可能
- 「Kindle Paperwhite」にも防水機能がついている
風呂で読書したい方は、PaperwhiteかOasisを購入しましょう。
また目の疲れやすい方は、色調調節機能が唯一ついているOasisがおすすめです。
Fireタブレットシリーズ
Fireタブレットもラインナップがいくつかあります。
- Fire 7
- Fire HD 8
- Fire HD 10
それぞれのラインナップを比較していきましょう。
「Fire 7」 | 「Fire HD 8」 | 「Fire HD 10」 | |
---|---|---|---|
価格 | 5,980円 | 9,980円 | 15,980円 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz | オクタコア2.0GHz |
メモリ | 1GB RAM | 2GB RAM | 3GB RAM |
オーディオ | モノラルスピーカー | ステレオスピーカー(Dolby Atmos) | ステレオスピーカー(Dolby Atmos) |
ストレージ | 8/16GB | 32/64GB | 32/64GB |
microSDカードスロット | 512GBまで | 1TBまで | 1TBまで |
Wi-Fi | a/b/g/n | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
サイズ | 192x115x9.6mm | 202x137x9.7mm | 247x166x9.2mm |
重量 | 286g | 369g | 465g |
基本的にはお好みのサイズを選ぶのがいいでしょう。
しかし性能が若干違います。
最も高性能なのはやはり「Fire HD 10」です。
スペック的にも7→8→10の順に処理性能が高くなっています。
もちろんどの機種もスペックは低くないので、価格と相談して購入するのがおすすめです。
なお、新しくPlusシリーズも出ています。
Plusはより性能の高いメモリが搭載されています。
よりサクサク感をお求めの方は、Plusシリーズがおすすめです。
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」がおすすめ
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」のサービス概要を見てみましょう。
- 料金は月額980円(税込)
- 読み放題ラインナップは60,000冊以上
- 使い方はいつものKindleと一緒
- スマホでも使える(複数の端末で利用可)
それぞれの特徴について解説します。
料金は月額980円
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は月額980円(税込)で読み放題となります。
やや割高感は否めませんが、毎月1冊本を読む方なら十分元は取れるでしょう。
愛読家にはたまりません。
また漫画も読み放題なので、漫画が好きな方は簡単に元が取れます。
読み放題ラインナップは50,000冊以上
全ての電子書籍が読み放題というわけではありません。
全ての本が読み放題になってしまったら業界大反発でしょう。
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は対象の書籍のみが読み放題となっています。
読み放題作品はどんどん増えている最中です。
使い方はいつものKindleと一緒
いつもKindleをお使いの方なら説明は不要です。
Kindleの使い方と全く変わりません。
いつもどおりKindle書籍をダウンロードするだけです。
対象の作品は「Kindle Unlimited:読み放題ストア」 からお選びください。
スマホでも使える(6つまでの異なる端末から利用可)
Kindleアプリが使える端末ならどれでも「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」を利用することができます。
つまりわざわざKindle端末を購入する必要はなく、iPhoneのようなスマホからでも使えるということです。
なおダウンロードされた書籍は全てクラウドに入るので、複数の端末からでもいつもどおり利用できます。
ただし一度にクラウドに保存できるのは20冊までなので、読み終わったら都度削除しなければなりません。
しかし同時進行で20冊以上読むことは滅多にないでしょう。
よって、大抵の方であれば問題なく文字どおり「読み放題」をお楽しみいただけます。
「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」をレビュー
実際に「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」を使ってみた感想レビューをお伝えします。
- 漫画が読めて最高の暇つぶし
- 「積ん読」対策になる
- エロスもUnlimited
それぞれの魅力を解説していきましょう。
漫画が読めて最高の暇つぶし
驚いたのが、マンガのラインナップもかなり豊富ということです。
あらゆるマンガが読み放題なのでこれは最高の暇つぶしになるなと感じました。
私は決して愛読家ではありません。
必要な知識を充填するためだけに本を読みます。
しかし、それでも「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」に入る価値はありました。
それは漫画も読み放題だからです。
漫画ならなんだかんだ、月に何冊か読みます。
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は漫画を月に2冊読むだけで元を取ることが可能です。
そう考えると月額980円も決して高くありません。
「積ん読」対策になる
本を買うだけ買って全く読まないことを「積ん読」と言います。
誰でもこの積ん読状態の本は多くなりがちです。
手軽に買えるKindleだからこそ、しばしば大量の積ん読状態が発生します。
しかし「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」なら積ん読対策になるでしょう。
なぜなら月額という期間設定が読書を後押ししてくれるからです。
購入してしまうといつでも読めるということで後回しにしてしまいます。
読みたい本を買うタイミングで「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」に登録すれば節約にもなるでしょう。
エロスもUnlimited
「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」はアダルティーな雑誌もしばしば読み放題の対象です。
このような類いの本は購入のハードルがなかなか高いです。
しかし「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」は大人向けの作品も読み放題になります。
人間のエロスも「Unlimited」です。
「Audible(オーディブル)」もおすすめ
「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」とともにAmazonの「Audible(オーディブル)」というサービスも人気があります。
「Audible(オーディブル)」は本の朗読を聞いて楽しむサービスです。
Kindleの場合は目を使わないと楽しめませんが、「Audible(オーディブル)」は耳だけで楽しめるので時間節約できます。
よって本を読む時間がない方や、目の不自由の方に「Audible(オーディブル)」は最適です。
アプリやPCで楽しめるので、スマホでKindleを楽しもうと考えていた方は「Audible(オーディブル)」もぜひ検討してみてください。
ただし残念ながらKindle端末からの利用には対応していません。
Fireタブレットの場合は、専用アプリではなくブラウザからお楽しみいただけます。
- 「Kindle」は端末の名称でもあり、サービスの名称でもある
- Kindleアプリならお手持ちのスマホやタブレットでも利用可
- 「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」なら電子書籍が読み放題
- 「Kindle Paperwhite」にも防水機能がついている
- 「Kindle Oasis」のウリは「ページ送りボタン」「明るさ自動調節」「色調調節」
- 価格重視の方は「Fire タブレット」がおすすめ