イヤホンは耳がかゆくなりますし、ヘッドホンは頭が締め付けられて快適ではありません。
そこでおすすめなのが、ネックスピーカーです。
ネックスピーカーはアメトーーク!の家電芸人で人気に火がつきました。
しかし、ネックスピーカーにも種類がたくさんあります。
そこで当記事はおすすめのウェアラブルネックスピーカーを比較してみました。
ネックスピーカー選びの参考になれば幸いです。
ウェアラブルネックスピーカーの選び方
ネックスピーカーの選び方で大切なことは以下の通りです。
- 有線か無線か(Bluetooth対応かどうか)
- 映画用か音楽用か(Bluetoothの規格)
- テレビ向けかスマホ向けか
- 価格帯は最低でも1万円周辺がおすすめ
- 重量は軽い方が疲れない
上記について解説していきましょう。
有線か無線か(Bluetooth対応かどうか)
ネックスピーカーを購入する前にBluetoothの対応を確認しましょう。
Bluetoothに対応していない場合は、スマホで利用するときに不便です。
外出時の利用を想定している場合は、無線タイプのネックスピーカーを選びましょう。
ただし有線は音声の遅延がない等のメリットがあるので、動画を見るのに最適です。
映画用か音楽用か(Bluetoothの規格)
映画やゲームに使用する場合は、音の遅延が致命的になります。
遅延を避けるにはまず有線タイプがおすすめです。
そして遅延も有線も嫌だという場合は、Bluetoothの規格を確認しましょう。
「aptX Low Latency」という規格であれば、遅延がかなり少ないです。
しかし、音楽しか聴かないのであれば遅延が多少あっても気づくことはありません。
だからこそ、ネックスピーカーを購入する上で、映画用か音楽用かを決めることが大切になります。
テレビ向けかスマホ向けか
テレビ向けでネックスピーカーの購入を検討されている方は、Bluetooth送信機(トランスミッター)が付属しているか確認しましょう。
Bluetooth送信機(トランスミッター)が付属してなければ、テレビにBluetooth機能がついている必要があります。
Bluetooth機能のついたテレビを持っている方は少ないです。
もちろんスマホでしか使わないという方は、Bluetooth送信機(トランスミッター)は必要ありません。
価格帯は最低でも1万円周辺がおすすめ
ネックスピーカーを選ぶ上で価格帯は重要です。
またAmazonにはレビューのたくさんついた3,000円程度のネックスピーカーも販売されています。
しかし、このような商品はレビュー以外に情報が少ないので実力は未知数です。
音質や耐久性の低さ、音声の遅延が安い理由として考えられます。
もちろんBluetooth送信機(トランスミッター)は付属していないでしょう。
安くてレビューの多い商品は悪いことが書かれていないので、むやみに信用はできません。
安いネックスピーカーをお探しの方でも、最低1万円近くの商品を見ておきたいところです。
重量は軽い方が疲れない
ネックスピーカーは重量が大切です。
肩こりしやすい方は、軽めのネックスピーカーを選んだほうが良いでしょう。
しかし軽めのネックスピーカーにも弱点があり、それは音質が低くなることです。
実際、低価格帯のネックスピーカーであればあるほど重量も軽くなっています。
また疲れやすい方は、素材にも注目しましょう。
BOSEのネックスピーカーの素材は調節可能なワイヤー入りのシリコンなのでフィット感が抜群です。
おすすめのウェアラブルネックスピーカーを比較
おすすめのネックスピーカーは以下の通りです。
- SONY「ウェアラブルネックスピーカー(SRS-WS1)」
- BOSE「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」
- JBL「SOUNDGEAR BTA」
- SHARP「ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー(AN-SX7A)」
それぞれのネックスピーカーの違いを比較していきましょう。
SONY「ウェアラブルネックスピーカー(SRS-WS1)」は自宅向け
[wpap service="with" type="detail" id="B075K7Y6GH" title="ソニー SONY ウェアラブルネックスピーカー テレビ/映画/ゲーム用スピーカー 音連動バイブレーション機能付..."]Bluetooth対応 | - |
---|---|
重さ | 約335g |
音の遅延 | なし |
バッテリーの長さ | 7時間 |
最適なコンテンツ | 映画・ゲーム |
ネックスピーカーの先発品です。
この商品に対抗して様々なメーカーが後発品を開発してきました。
現在、SONYのネックスピーカーはこの1種類しかありません。
他のネックスピーカーと異なる点は、Bluetoothに対応していないことです。
スマホで利用するときは、付属のケーブルで接続する必要があります。
自宅のテレビで利用するときはWi-Fiを使って接続することができるので、Bluetoothよりも安定した環境を実現できるでしょう。
有線になってしまうという点でスマホ音楽には不向きですが、自宅での映画鑑賞やゲーム用としては最高の製品です。
アメトーーク!でも最初に紹介されたネックスピーカーで爆売れしました。
BOSE「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」はスマホ向け
[wpap service="with" type="detail" id="B079T2X2D7" title="Bose SoundWear Companion speaker ウェアラブルネックスピーカー"]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約260g |
音の遅延 | ややあり |
バッテリーの長さ | 12時間 |
最適なコンテンツ | スマホ音楽 |
BOSEのネックスピーカーは完全にスマホ向けです。
重さも比較的軽く、素材がワイヤー入りのシリコンなので自由に調整することができます。
フィット感にこだわったネックスピーカーなので、外出先でも大活躍するでしょう。
またオプションのカバーを購入すれば、豊富なカラーで音質を損なわずに本体をしっかりとカバーすることができます。
しかしスマホに最適な一方で、Bluetooth接続ができないテレビには基本的に使うことができません。
BOSEのネックスピーカーでどうしてもテレビに接続したい方はBluetooth対応のテレビを購入するか、Bluetoothトランスミッターなる商品を購入しましょう。
ただし、Bluetoothトランスミッターを使ったとしても音の遅延が気になるところです。
JBL「SOUNDGEAR BTA」はオールマイティ
[wpap service="with" type="detail" id="B07BZ77FJN" title="JBL SoundGear BTA ウェアラブル ネックスピーカー ワイヤレスオーディオトランスミッター付き Bluetooth/a..."]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約350g |
音の遅延 | 少ない |
バッテリーの長さ | 6時間 |
最適なコンテンツ | 映画・ゲーム・スマホ音楽 |
JBLはアメリカの歴史ある音響メーカーです。
昨今では、韓国のサムスン電子にJBLの親会社ハーマンが買収されたことでも一時話題になりました。
そんなJBLのネックスピーカーはトランスミッターありとなしのモデルが用意されています。
価格はおおよそ2,000円から3,000円の違いですが、テレビで利用される方はトランスミッター付きのモデルを購入しましょう。
このトランスミッターがすごいのは、Bluetoothの「aptX Low Latency」という規格に対応していることです。
この規格によって、Bluetooth接続でも高品質かつ低遅延を実現します。
したがって、自宅での映画鑑賞やゲームにも最適なネックスピーカーです。
またBluetooth対応ということで、SONYと異なりスマホ用としても活躍します。
しかし重量があり、硬い素材を使用しているのでBOSEのような快適さはありません。
SHARP「ウェアラブルネックスピーカーAQUOS サウンドパートナー(AN-SX7A)」もオールマイティだけど...
[wpap service="with" type="detail" id="B07P5KW8JL" title="シャープ ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー bluetooth対応 重低音モデル AN-SX7A"]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約280g |
音の遅延 | 少ない |
バッテリーの長さ | 13.5時間 |
最適なコンテンツ | 映画・ゲーム・スマホ音楽 |
SHARPのネックスピーカーは現在2種類ありますが、こちらは最新モデルです。
まず、JBLと同様にBluetoothの「aptX Low Latency」という規格に対応しています。
したがって、テレビ用としてもスマホ用としても活躍すること間違いありません。
また重量も軽く、バッテリーも長いので、外出先でも活躍するでしょう。
スマホに最適なBOSEよりもバッテリー時間は長めですが、重さや素材ではやや劣ります。
そしてテレビ用として最強のSONYと比べると、やはりBluetooth接続という観点で安定性には敵いません。
立ち位置的にはJBLをより外で使いやすくしたイメージですが、その分価格が高いです。
同じ型のウェアラブルネックスピーカーの違いを比較
以下のネックスピーカーは形状が全て同じです。
- SHARP「ウェアラブルネックスピーカー AQUOS サウンドパートナー(AN-SS1)」
- JVC「NAGARAKU ウェアラブルネックスピーカー(SP-A10BT)」
- ケンウッド「ウェアラブルネックスピーカー(CAX-NS1BT)」
- イーエムテック「ネックバンドスピーカー MY THEATER マイシアター(EM-W100WH)」
基本的にはお好きなブランドや価格で決めれば問題はありません。
しかし違いが多少あります。
簡単にその違いを見ていきましょう。
SHARP「ウェアラブルネックスピーカーAQUOS サウンドパートナー(AN-SS1)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07JQWKC7S" title="シャープ ウェアラブルネックスピーカー AQUOSサウンドパートナー bluetooth対応 本体約88g軽量設計 AN-SS1-W"]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約88g |
音の遅延 | あり |
バッテリーの長さ | 14時間 |
最適なコンテンツ | 映画・ゲーム・スマホ音楽 |
もう一つのSHARPのネックスピーカーとの違いは、Bluetoothの「aptX Low Latency」の規格に対応していないことです。
よって音質も劣り、遅延も発生するようになります。
よってテレビコンテンツで使用するには不向きのように感じるでしょう。
しかし、このネックスピーカーにはFastStreamという技術に対応したBluetooth送信機が付属しています。
このBluetooth送信機を使うことで、映像と音声のズレを軽減するのでテレビでも使うことが可能です。
このようにスマホでもテレビでも十分に活用できるので、価格重視の方におすすめできます。
ただし、音質は保証できません。
JVC「NAGARAKU ウェアラブルネックスピーカー(SP-A10BT)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07J4W5Q14" title="JVC NAGARAKU SP-A10BT ウェアラブルネックスピーカー ワイヤレス Bluetooth 約20時間連続再生 本体約88g軽..."]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約88g |
音の遅延 | あり |
バッテリーの長さ | 20時間 |
最適なコンテンツ | スマホ音楽 |
JVC(日本ビクター)とケンウッドは合併しました。
しかしお互いにブランドだけは残してあります。
したがって、異なるのはロゴだけです。
多少デザインも異なりますが、ほとんど一緒と考えましょう。
ケンウッド「ウェアラブルネックスピーカー(CAX-NS1BT)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07MZD1PS2" title="KENWOOD(ケンウッド) ウェアラブルネックスピーカー ワイヤレススピーカー(ブラック) CAX-NS1BT-B JVC KEN..."]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約88g |
音の遅延 | あり |
バッテリーの長さ | 20時間 |
最適なコンテンツ | スマホ音楽 |
JVCと異なるのはロゴだけでした。
SHARPとの違いは、バッテリーの長さです。
また送信機が付属していないので、テレビ用として使うことは想定されていません。
ただしBluetoothの「aptX Low Latency」の規格に対応しているので、スマホ動画でも遅延なく快適な視聴環境を実現してくれるでしょう。
イーエムテック「ネックバンドスピーカー MY THEATER (EM-W100)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07HLWBGSY" title="イーエムテック Em-Tech ネックバンドスピーカー MY THEATER マイシアター EM-W100WH"]Bluetooth対応 | ◯ |
---|---|
重さ | 約88g |
音の遅延 | あり |
バッテリーの長さ | 14時間 |
最適なコンテンツ | 映画・ゲーム・スマホ音楽 |
イーエムテックは韓国のメーカーで、日本ではソフトバンクグループが販売を行っています。
ちょっとした違いも含めて、SHARP「ウェアラブルネックスピーカーAQUOS サウンドパートナー(AN-SS1)」に近いです。
FastStreamに対応したBluetooth送信機も付属しています。
加えて、Bluetoothの「aptX Low Latency」の規格に対応しているので実質的にはSHARPの製品よりも高性能です。
ブランドロゴにこだわらないのであれば、イーエムテックのネックスピーカーは強くおすすめできます。
クラウドファンディングで話題!時々首にかける小型スピーカー「popen(ポペン)」
クラウドファンディングで話題の「popen(ポペン)」は新発想の小型スピーカーです。
ポイントは2つあります。
- 小型デスクトップスピーカーなのに首にもかけられる
- 特許ビートパイプテクノロジーで3ch(前2ch+後低音1ch)
それぞれのポイントをご紹介していきましょう。
小型デスクトップスピーカーなのに首にもかけられる
「popen(ポペン)」は1台2役のスピーカーです。
通常のネックスピーカーの場合、必ず首にかけて音楽を聴く必要があります。
しかし、「popen(ポペン)」は置いてBGMを流すことも首にかけて音楽を聴くことも可能です。
まさに新発想の小型スピーカーと言えます。
特許ビートパイプテクノロジーで3ch(前2ch+後低音1ch)
「popen(ポペン)」は特許技術ビートパイプテクノロジーによって前方2箇所、後方1箇所から頭を包み込みます。
特許技術ビートパイプテクノロジーは迫力のあるサラウンド音響空間も実現できるでしょう。
「小型だと迫力ないかも」と不安に思う必要はありません。
クラウドファンディングで話題の「popen(ポペン)」はCAMPFIREにてプロジェクト公開中です。
ウェアラブルネックスピーカーのメリットとデメリット
ネックスピーカーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- ネックスピーカーのメリット
- ネックスピーカーのデメリット
順番に見ていきましょう。
ウェアラブルネックスピーカーのメリット
- 自転車に乗っていても使える(危険が伴う大音量はNG)
- 耳が蒸れない、頭が締め付けられないので快適
- 髪型を気にせず、装着できる
自転車走行時のイヤホンは違法です。
基本的に片耳もNGとなっています。
しかしネックスピーカーなら周りの音も聞こえるので、自転車に乗りながら使用しても問題ありません。
他には快適さで様々なメリットがありました。
ウェアラブルネックスピーカーのデメリット
- 音漏れはゼロではない
- ヘッドホンやイヤホンに比べて、ビジュアルが悪い
- ノイズキャンセリングとは無縁
ネックスピーカーの音漏れはゼロではありません。
電車の中で使うには多少音漏れのリスクが生じるでしょう。
特に低価格帯のネックスピーカーであればあるほど、音を絞る必要があります。
他にはイヤホンやヘッドホンに劣る点もみられました。
- スマホ向けで最もおすすめなネックスピーカーは「BOSE」
- テレビ向けで最もおすすめなネックスピーカーは「ソニー」
- 気になる商品が有線か無線か知ること(ソニーは有線のみ)
- 映画用か音楽用に使うか考えてから購入すること(BOSEは映画やゲームに不向き)
[democracy id="38"]