将来は、一戸建てに大型犬という幸せ家族計画を企てています!
大型犬で人気な犬種と言えば、「ゴールデンレトリバー」もしくは「ラブラドールレトリバー」ですね。
どちらも「レトリバー」だし、大きさも同じくらい。
違いといえば毛の長さぐらいじゃないのか?って思えるのですが、
実際にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、「ゴールデンレトリバー」もしくは「ラブラドールレトリバー」を比較します。
その前にレトリバーグッズのおすすめストアについてご紹介していきましょう。
レトリバーを飼っている方、レトリバーがお好きな方におすすめのお店があります。
レトリバーグッズのデザインストア「COOSEE」です。
ワンちゃんのデニムスウェットパーカーやワンちゃんとセットで着れる飼い主のパーカーがとても可愛く感じました。
またトートバッグやステッカータオルなど品揃えはかなり豊富です。
レトリバーファンの方は、ぜひ一度ショップをご覧になってみてください。
「ゴールデンレトリバー」と「ラブラドールレトリバー」の見た目を比較
率直に見た目の違いを見ていきましょう。
- 「ゴールデンレトリバー」はダブルコート
- 「ラブラドールレトリバー」は短毛
それぞれ大きさも比較します。
「ゴールデンレトリバー」はダブルコート
「ゴールデンレトリバー」の大きさは、
オスは58〜61cm、体重29〜34kg。
メスは体高54〜57cm、体重24〜29kg。
均整のとれた体つきをしています。
飾り毛が長くダブルコートといい短いアンダーコート(下毛)と長いトップコート(上毛)の2種類の毛に覆われているのが特徴です。
毛色は明るいクリーム色から暗い赤金色と幅広く、目はアーモンド型をしています。
「ラブラドールレトリバー」は短毛
「ラブラドールレトリバー」は、
オスは体高56~57cm、メスは体高54~56cm。
体重はオス・メス共に30kg前後です。
大きさは「ゴールデンレトリバー」とさほど変わりません。
短毛に覆われており体格は骨太で筋肉質、頭は横幅が広いのが特徴です。
毛色はブラック、イエロ、チョコレートの3種が公認とされています。
「ゴールデンレトリバー」と「ラブラドールレトリバー」の性格を比較
続いて、共に生活していく上で重要な性格を比較していきます。
- 「ゴールデンレトリバー」は、賢くて穏やかで知的な性格
- 「ラブラドールレトリバー」は、温和で社交的で従順な性格
それぞれの性格を見ていきましょう。
「ゴールデンレトリバー」は、賢くて穏やかで知的な性格
「ゴールデンレトリバー」は、賢くて穏やかで知的な性格をしています。
寿命は、10〜20歳です。
家族と共に行動できることを喜び、気配り上手でしょう。
人に同調してくれるので家族が静かにしているときは共に静かにし、遊ぶ時には大いにはしゃいで遊びます。
仲間として認められることや散歩に連れて行ってもらうことが大好きです。
一般的にはしつけやすい犬種とされており、子供から老人まで誰でも扱いやすいです。
寂しがりやで孤独を嫌うので、飼い方としては戸外に繋ぐことや独居させるのはやめた方が良いでしょう。
「ラブラドールレトリバー」は、温和で社交的で従順な性格
「ラブラドールレトリバー」は、温和で社交的で従順な犬種です。
寿命は、10〜14歳とされています。
ボール投げやフリスビーキャッチなどの遊びも好むので、一緒に遊ぶのにも良いでしょう。
様々な年代の子供や他の動物に対してもとても友好的で、優れた家庭犬になると評価されています。
しかし、適切なしつけがされていないと問題犬となることもあるでしょう。
飼い方としては、比較的飼いやすい犬種ではありますがしっかりしつけが必要です。
とても賢く、興味を持った事に対しては高い集中力を発揮します。
その上好奇心が旺盛で冒険好きなので、人の後をついて回ったり目新しい匂いを追跡する習慣があります。
なので何かに気をとられてどこかへ行ってしまったり、他人を警戒しないので盗まれてしまう例も多い犬種なので注意が必要です。
無駄吠えは少なく、縄張り意識あまり見られません。
忍耐力にも優れているので様々な仕事ができます。
「ゴールデンレトリバー」と「ラブラドールレトリバー」の飼い方を比較
続いて「ゴールデンレトリバー」と「ラブラドールレトリバー」の飼い方を比較していきます。
どちらも大型犬なので、外で飼いたい人もいるでしょう。
- 「ゴールデンレトリバー」はどんな環境にも順応してくれる
- 「ラブラドールレトリバー」は活発
また必要な運動量についても見ていきます。
「ゴールデンレトリバー」はどんな環境にも順応してくれる
「ゴールデンレトリバー」は、どんな環境にも順応してくれますので外でも家の中でも飼育することができます。
しかし寂しがりやですので、できれば室内で飼ってあげると良いでしょう。
室内で飼う場合は、休める自分の居場所を作ってあげると良いです。
室外で飼う場合には、動き回れるくらいの犬舎が必要になります。
家族の姿が見える場所が望ましいです。
運動量をしっかりと確保して、知的好奇心も満たしてあげましょう。
散歩は毎日1〜2時間は必要です。
ボールやフリスビー投げが好きな子が多いので、遊んであげましょう。
「ラブラドールレトリバー」は活発
「ラブラドールレトリバー」は活発なので室内の様々な物に興味を示します。
かじられたくない物はしまいましょう。
室外でも室内でも飼うことができますが、家族と触れ合える室内飼いの方が望ましいです。
幼少期に甘やかせてしまうと、自分が群の上位だと勘違いしてしまうのでしつけはしっかりしてください。
食欲旺盛で肥満になりやすいため、しっかりと運動をさせる必要があります。
外でも様々なことに興味を示すので、散歩中はしっかりとリードを手にして離さないように気をつけましょう。
「ゴールデンレトリバー」と「ラブラドールレトリバー」の起源と歴史を比較
ここまで見た目や性格を比較してきましたが、この2犬種はやはり似ているところは多いです。
そこでそれぞれの起源と歴史を見ていきましょう。
- 「ゴールデンレトリバー」はイギリス原産
- 「ラブラドールレトリバー」はカナダ原産
それぞれの祖先とされている犬種も見ていきます。
「ゴールデンレトリバー」はイギリス原産
「ゴールデンレトリバー」は、イギリス原産で19世紀中頃に交配により作り出されたのが起源です。
「ニューファンドランド」や「ツウィード・ウォーター・スパニエル」、「ウェイビーコーテッド・レトリーバー」、「アイリッシュ・セッター」、「ブラッドハウンド」などと交雑が何度か行われて新しい犬種としてゴールデン・レトリーバーが確立されました。
元来は、水鳥猟の際にハンターが撃ち落とした獲物を陸地に持ち返る役割を担っていた猟犬です。
合図に忠実に従って俊敏に行動し、何時間も猟場で活動することができました。
「ラブラドールレトリバー」はカナダ原産
「ラブラドールレトリバー」の原産地は、カナダのニューファンドランド島です。
16世紀にニューファンドランド島に入植した人々が飼育していた「セント・ジョンズ・レトリバー」が血統の元となっています。
漁に用いられ網からこぼれ落ちたニシンやタラを回収する作業をしていた「セント・ジョンズ・レトリバー」こそが「ラブラドール・レトリーバー」の祖先犬です。
イングランドに持ち込まれていた時に出身地域名にちなんで「ラブラドール」と呼ばれるようになりました。
ミックス犬の「F1レトリーバー」はとても優秀!
どちらも可愛くて決められないって方は、いいとこ取りをしたミックス犬はいかがでしょうか?
「ゴールデンレトリーバー」と「ラブラドールレトリーバー」のミックス犬は「F1レトリーバー」と呼ばれています。
「F1レトリーバー」は、使役犬として積極的に交配が行われている種類です。
この2種の配合は雑種強勢が現れて、親犬のいいとこ取りができ体が丈夫になります。
「F1レトリーバー」は盲導犬、聴導犬、介助犬、災害救助犬、麻薬探知犬、セラピー犬として重宝されているのです。
雄の「ラブラドールレトリーバー」と雌の「ゴールデンレトリーバー」という組み合わせで生まれた子犬は必ず短毛となります。
短毛だと手入れが楽な事と雪が付着しにくく北国でも飼育しやすいため使役犬として交配されています。
しかし「F1レトリーバー」同士をかけ合せると短毛だけでなく長毛の子犬も生まれるため、雑種強勢に個体差が出てしまうので使役犬としては一代限りの交配しかなされません。
「F1レトリーバー」は、ペットとしてはまだ珍しい犬種です。
その他、人気のレトリバーをご紹介!
「ゴールデンレトリーバー」と「ラブラドールレトリーバー」の他にも様々なレトリバーがいます。
中でも以下のようなレトリバーが人気です。
- 「カーリーコーテッド レトリーバー」
- 「フラットコーテッドレトリバー 」
- 「チェサピークベイレトリバー」
「カーリーコーテッド レトリーバー」は、もっとも古いレトリバー種と言われています。
巻尾が特徴で、手入れされた容姿の美しさから人気が高まりました。
「フラットコーテッドレトリバー 」は、「フラッティ」という愛称で呼ばれており優雅な容姿と愛嬌の良さで人気です。
「チェサピークベイレトリバー」はアメリカ原産の犬で、「チェシー」とも呼ばれます。
日本でも年に数十頭しか登録がないほど、頭数は少ないです。
これらの犬種は、ペットショップで見るのは稀でしょう。
- 「ゴールデンレトリーバー」は長毛で、「ラブラドールレトリーバー」は短毛
- 「ゴールデンレトリバー」はイギリス原産、「ラブラドールレトリバー」はカナダ原産
- 「ラブラドールレトリバー」の方が病気になりにくい
- ミックス犬の「F1レトリーバー」は使役犬としてとても重宝されている