基本的にスマートリモコンでできることは全部同じです。
しかし、多少なりとも違いがあります。
そこで当記事はおすすめのスマートリモコンを比較し、まとめました。
スマートリモコンをお探しの方はぜひご覧になってください。
スマートリモコンの比較!おすすめは?
おすすめのスマートリモコンは以下の通りです。
- 「eRemote(イーリモート)」
- 「Nature Remo(ネイチャーリモ)」
- 「ラトックシステム スマート家電コントローラ(RS-WFIREX3)」
- 「sRemo-R(エスリモアール)」
それぞれのスマートリモコンを比較していきましょう。
「eRemote(イーリモート)」
最初にご紹介するのが「eRemote(イーリモート)」です。
「eRemote(イーリモート)」を実際に使ってみました。
「eRemote(イーリモート)」のレビュー
「eRemote(イーリモート)」の強みは別々のアカウントで設定を共有できることです。
スマホは一人一台だからこそ、別々のアカウントで設定を共有できるのはかなり便利でしょう。
一つのアカウントを全員で共有するのはちょっと気が引けます。
家族での利用をお考えの方はぜひ「eRemote(イーリモート)」を選びましょう。
「eRemote(イーリモート)」のデメリット
「eRemote(イーリモート)」のデメリットは以下の通りです。
- GPSがついていない
- Wi-Fi名は英数字のみ、Wi-Fiパスワードは32桁以上不可
- 赤外線が弱い
それぞれのデメリットを確認していきましょう。
GPSがついていない
「eRemote(イーリモート)」はGPSの活用ができません。
スマートリモコンでGPSを活用すると、自分のいる位置で家電をコントロールすることができます。
「自宅から半径100mに入ったらエアコンをつける」「自宅から半径100mを出たら照明を消す」
このようなことがシンプルにできません。
位置情報を利用しない「eRemote(イーリモート)」はIFTTTを使って実装する必要があるでしょう。
Wi-Fi名は英数字のみ・Wi-Fiパスワードは32桁以上不可
Wi-Fi名は英数字のみの対応です。
Wi-Fi名を変えると、ほかの機器の設定も変える必要が出てくるので注意しましょう。
またWi-Fiパスワードは32桁以上不可です。
同じくパスワードを変えると、ほかの機器の設定も変える必要が出てくるので注意しましょう。
赤外線が弱い
赤外線が弱いという口コミが多く見られました。
筆者の場合は問題なく使えていますが、それぞれの家電の位置が離れている方は注意が必要です。
「eRemote mini」との違いについて
「eRemote(イーリモート)」にはminiもあります。
[wpap service="with" type="detail" id="B01MA4W1YD" title="LinkJapan eRemote mini IoTリモコン 家でも外からでもいつでもスマホで自宅の家電を操作【Works with Alex..."]
「eRemote(イーリモート)」とminiの違いは以下の通りです。
- miniにはACアダプターがついていない
- miniには温度センサーがついていない
それぞれの違いについて見ていきましょう。
ACアダプター
[wpap service="with" type="detail" id="B0723CBWPW" title="エレコム USB 充電器 ACアダプター コンセント [ iPhone & iPad & スマホ & IQOS & glo 対応 ] USB×2ポート..."]
miniにはACアダプターが付属していません。
5V1AのACアダプターをお持ちではない方は、別途用意しましょう。
温度センサー
miniには温度センサーがついていません。
温度を確認しながら操作するなら、miniではない方を選びましょう。
温度センサーがあれば、外出先からでも温度の管理ができます。
「eRemote Pro(イーリモート プロ)」との違い
「eRemote Pro(イーリモート プロ)」という製品も発売されています。
「eRemote Pro(イーリモート)」とプロの間にはどのような違いがあるか気になる方も多いでしょう。
しかし「eRemote Pro(イーリモート プロ)」は法人向けの販売です。
したがって個人で購入される予定の方は、候補に入りません。
「eRemote Pro(イーリモート プロ)」の大きな特徴としては、エアコンのオンオフの状態が確実にわかることと電源ケーブルが不要な点です。
最も高性能なことは間違いないので、法人の方はぜひProも検討しましょう。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」です。
特徴について見ていきましょう。
[wpap service="with" type="detail" id="B07JR6PVTD" title="Nature Remo 第2世代モデル 家電コントロ-ラ- REMO1W2"]
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」のレビュー
以下の切り口から、「Nature Remo(ネイチャーリモ)」をレビューしていきましょう。
- GPS連携機能付き
- 対応家電はエアコン以外も
- 2回ボタンを押して起動するエアコンにも対応
- 設定がかなり簡単
簡単に見ていきます。
GPS連携機能付き
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」はGPSと連携することができます。
「自宅から半径100mに入ったらエアコンをつける」「自宅から半径100mを出たら照明を消す」
GPSと連携することで、上記のようなことが可能になります。
自分(スマホの位置情報)と連携して家電を自動化させたい場合は「Nature Remo(ネイチャーリモ)」がおすすめです。
エアコン以外も対応
よく調べずに買ってしまい、パッケージのキャッチフレーズに焦りました。
「スマートエアコンで快適な生活を」
しかし、エアコン以外にも対応しているので心配要りません。
赤外線で操作するタイプの家電なら、基本的に対応していると考えて問題ないでしょう。
2回ボタンを押して起動するエアコンにも対応
我が家のエアコンは2回ボタンを押さないと、起動しません。
このようなタイプのエアコンでもなんとかなりました。
↑の写真のように、オンオフの状態を判断してくれるからです。
リモコンボタンをスマホにコピーしただけだと、2回押しても反応しません。
オンオフの状態を判断できるのであれば、長押しタイプのエアコンも操作できるでしょう(長押しタイプのエアコンを所持していないため、確認はできていません)。
設定がかなり簡単
設定もかなり簡単でした。
普段使っているリモコンを本体に向かって押して、登録するだけです。
比較的新しい有名メーカーのエアコンやテレビなら、最初からリモコンが用意されている可能性もあるでしょう。
もちろん無名のテレビやエアコンでも設定できるので心配要りません。
我が家のテレビは「DMMの4K」です。
このようなどこのリモコンを使っているかわからないメーカーでも、問題なく登録できました。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」のデメリット
デメリットについていくつかチェックしていきましょう。
- オンオフの状態は必ずしも適切ではない
- 不良品がある?
- 旧モデルと(2nd Generation)の違い
注意点を知っておけば、ご購入後の失敗も減るはずです。
オンオフの状態は必ずしも適切ではない
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」はエアコンの場合、電源のオンオフの状態を判断できるかのように思えます。
しかし適切にオンオフを反映させるには必ず、「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を経由しなければなりません。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」経由と手持ちのリモコンで混在してオンオフを操作してしまうと、結局つけたか消したかわかりません。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」にオフと表示されていても、オンになっている可能性もあります。
ときに面倒なこともありますが、電源のオンオフの状態を適切に判断したい場合は手持ちのリモコンは使用しないようにしましょう。
不良品がある?
Amazonのレビューによると、「不良品だった」という口コミがあります。
具体的には「反応が遅い」「本体が傷だらけ」といった内容です。
実際にAmazonで購入している方のご意見なので参考にはなりますが、筆者の場合は反応も早く、本体も綺麗でした。
原因がわからないのでなんとも言えませんが、このような口コミがあることは知っておきましょう。
旧モデルと(2nd Generation)の違い
現在「Nature Remo(ネイチャーリモ)」は2種類販売されています。
旧モデルが新モデルより高い価格で流通してしまっているので注意が必要です。
これから購入される方は新モデルを購入しましょう。
新モデルの改良点は4つあります。
- 筐体の強度を強化
- 2mm薄くなり、よりスタイリッシュに
- より設定が簡単に
- Wi-Fiの安定性も向上
▼新型の型番は「Remo-1W2」です。
[wpap service="with" type="detail" id="B07JR6PVTD" title="Nature Remo 第2世代モデル 家電コントロ-ラ- REMO1W2"]
▼旧型の型番は「Remo-01」となっています。
[wpap service="with" type="detail" id="B06XCQFP96" title="Nature Remo"]購入するときは間違えないようにしましょう。
「Nature Remo mini Remo-2W1」との違い
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」は2種類と記載しましたが、miniも含めると全部で3種類になります。
miniとの違いは、湿度センサー・照度センサー・人感センサーがついていない点です。
「湿度がX°以上になったら自動で〇〇」「部屋が暗くなったら自動で〇〇」「人感センサーの反応がなくなったら自動で〇〇」
センサーがついていると上記のようなこともできます。
この機能が不要な方は、miniでも十分活用することができるでしょう。
[wpap service="with" type="detail" id="B07CWNLHJ8" title="Nature スマートリモコン Nature Remo mini Remo-2W1"]
「ラトックシステム スマート家電コントローラ(RS-WFIREX4)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07MVC7394" title="ラトックシステム スマート家電リモコン スマホで家電をコントロール ※重さわずか16g / 赤外線到達距離30m ..."]続いて「ラトックシステム スマート家電コントローラ」です。
特徴についてみてみましょう。
「ラトックシステム スマート家電コントローラ(RS-WFIREX4)」の特徴
- コスパがいい
- オリジナルリモコンが作れる
- 音声操作の融通がきく
- Amazonで大人気
「ラトックシステム スマート家電コントローラ」はコスパがいいスマートリモコンとして定評があります。
またアプリ内で自分だけのオリジナルリモコンが作れるので大変便利です。
登録した家電の数が多いと、アプリ内で探すのも大変でしょう。
そんな時にオリジナルリモコンが役に立ちます。
また音声操作でもかなり細かく操作可能です。
「家電リモコンを使って、ボリュームを3つあげて」のようなリモコンの連続操作にも対応しています。
Amazonでもベストセラーのマークがつくほど大人気です。
旧モデルと新モデルの違い
旧モデル(RS-WFIREX3) | 新モデル(REX-WFIREX4) | |
---|---|---|
サイズ | 従来モデルより体積比約1/4に小型化 | さらに1/2のコンパクトサイズ |
赤外線の有効距離 | 最大20m(従来比2倍) |
最大30m |
旧モデルを買う理由はありません。
価格差よりも性能差が大きいです。
いまだにREX-WFIREX2やREX-WFIREX3まで販売されていますが、「ラトックシステム スマート家電コントローラ」は最新のREX-WFIREX4がおすすめです。
「sRemo-R2(エスリモアール2)」
[wpap service="with" type="detail" id="B07FC1QBGT" title="スマート学習リモコン sRemo-R2 (エスリモアール2) 【GoogleHome,AmazonAlexa対応】 (シルバー)"]続いて「sRemo-R2(エスリモアール2)」です。
「sRemo-R(エスリモアール2)」の特徴
「sRemo-R2」はスマートリモコンとして基本的になんでもできます(GPS連携以外)。
IFTTT(イフト)にも対応しているので、拡張性もかなり高いです。
機能の豊富さを選ぶなら「sRemo-R(エスリモアール)」で決まりでしょう。
「sRemo-R(エスリモアール2)」のデメリット
まずアプリが使いにくいという評価が多いです。
「sRemo-R」から「sRemo-R2」となりましたが、いまだに使いにくいとの口コミが多く見られました。
しかし機能の豊富さを評価する玄人の方もいらっしゃいます。
初心者の方には不向きですが、玄人向けのスマートリモコンと言えるでしょう。
細かく設定するのがお好きな方はぜひ試してみることをおすすめします。
スマートリモコンのできること
スマートリモコンのできることは以下の通りです。
- 数々のリモコンをスマホアプリに集約
- 外出先から家電を操作
- 一般家電のスマート化
上記について解説していきましょう。
数々の家電のリモコンをスマホアプリに集約
スマートリモコンがあれば、様々なリモコンをご自身のスマホアプリで操作可能です。
赤外線リモコンで操作するエアコン、テレビ、照明が一つにまとまります。
リモコンが増えてきて、煩わさしさを感じていた人もいるでしょう。
スマートリモコンはそんな方におすすめです。
外出先から家電を操作
スマートリモコンは外出先から家電を操作可能です。
また外出したら、自動的に家電の電源をオフにすることもできます。
逆に帰宅が近づいたら自動的にオンにすることもできます。
「Nature Remo(ネイチャーリモ)」があれば、部屋をあっためておいたり、涼しくしておいたりするのも難しくありません。
一般家電のスマート化!あらゆる家電の音声操作も可能にさせる
なぜスマートリモコンがあれば、一般家電の音声操作を可能にさせるのでしょうか?
仕組みは以下の通りです。
- 使用者が人工知能付きスピーカーに命令する
- スピーカーがスマートリモコンに指示を出す
- スマートリモコンが記憶している赤外線を送信する
つまりスマートリモコンは人工知能付きスピーカーと一般家電の両方と連携できることに価値があります。
一般家電だけでは、人工知能付きスピーカーと接続することは不可能です。
しかし、昨今はスマートリモコン不要のインターネット機能付き家電(いわゆるIoT家電)も増えてきました。
最新家電を揃えられる人にスマートリモコンは不要です。
スマートリモコンのできないこと
スマートリモコンのできないことや苦手なことについてお伝えします。
- 部屋をまたいでの使用
- 連打系の音声操作(入力切替)
- 非対応家電もある
- 5GHzの対応
- チャンネル登録が面倒
- 設置箇所に制限あり
それぞれ簡単に見ていきましょう。
部屋をまたいでの使用
一つのスマートリモコンで様々な部屋の家電を操作できたら便利でしょう。
しかしスマートリモコンはリモコンの赤外線をコピーするだけです。
距離のある部屋の家電をリモコンで操作できるはずがありません。
つまり、部屋をまたいでの使用は不可です。
部屋をまたいで使用したい方はスマートリモコンを複数用意しましょう。
連打系の音声操作(入力切替)
連打系の操作自体はスマホアプリで可能です。
しかし、音声操作となると問題が発生します。
例えば、音声操作でテレビの入力切替がしたいと考える方は多いでしょう。
テレビの入力切替はボタンを複数回押して、操作するタイプが多いです。
このタイプのテレビでは、「OK,Google テレビの入力切替」を複数回言わないといけません。
つまり、現実的に不可能です。
言っている間に入力切替の画面が終わってしまっています。
このように連打系の音声操作は現実的に難しいということを知っておきましょう。
非対応家電もある
相性の悪いリモコンも存在します。
例えば「ダイソンの扇風機」です。
スマホアプリで操作することはできましたが、音声操作しようとすると原因不明のエラーになってしまいました。
このように、相性の悪い家電もあることは知っておきましょう。
「Apple TV」や「Fire TV」のリモコンとも連携できませんでした(そもそも電源ボタンがない)。
メイドインジャパンの昔ながらの家電のほうが相性はいいです。
もちろんテレビ・エアコン・照明のような一般的な家電なら基本的にどれも動作します。
5GHzには未対応
Wi-Fiには2.4GHzと5GHzがあります。
基本的にスマートリモコンは5GHzに対応していませんので、2.4GHzに切り替えましょう。
なお現状、5GHzに対応しているスマートリモコンはありません。
チャンネル登録が面倒
最初から用意されているリモコンもありますが、基本的にボタンを自分で登録することのほうが多いです。
中でも面倒なのが、テレビのチャンネルの登録です。
一つ一つ丁寧にボタンを押して設定しないといけません。
特に音声でテレビを操作したい方は、チャンネルボタンの登録が必須です。
面倒なチャンネル登録を終えて初めて「OK,Google. チャンネルを日テレにして」のような音声操作もできるようになります。
チャンネル登録が面倒ということは知っておきましょう。
設置箇所に制限あり
「スマートリモコン」はコンセントにつなぐ必要があります。
かつ、赤外線が届く範囲のところにおかなければいけません。
もちろん広角に赤外線信号を送信するので、過度な心配は要りませんがご自宅のコンセントが少ない方は注意しましょう。
付属のテーブで、壁に設置することもできます。
スマートリモコンはIFTTTが使えなくても問題ない
スマートリモコンとIFTTTというサービスには強い関係があります。
スマートリモコンを調べていると、必ず目にするでしょう。
スマートリモコンとIFTTTの関係性について知っておくべきことは以下の通りです。
- IFTTT(イフト)は不要
- IFTTT(イフト)を使ってできること
上記について解説していきます。
IFTTT(イフト)は不要
たしかに以前までは、人工知能付きスピーカーとスマートリモコンの連携にIFTTTが必須でした。
しかし、今ではIFTTTなしでもスピーカーと連携できるようになっています。
よって基本的にはIFTTTは不要です。
IFTTTがよくわからない方でも心配要りません。
IFTTT(イフト)を使ってできること
IFTTTは必須ではありませんが、現時点で機能を拡張できるのは確かです。
「気温が10℃を下回ったらエアコンをつける」「マリナーズの試合が開始したらテレビをつける」ような複雑な設定をしたい場合はIFTTTがとても役に立ちます。
もちろんIFTTTはほとんどが英語なので、敷居が高いのは間違いありません。
- GPS連動機能なら「Nature Remo」
- IFTTTは必ずしも必要ではない
- コスパNo.1はラトックシステム「家電コントローラー」
- Amazonレビュー数No.1は「eRemote」